Just another melancholic director's diary

メンヘラ部長日乗

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英語の学習方法にかんして

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表(おもて)に書くのは抵抗があるのでこっちに書きます。

17歳の3月10日に大学に合格して3月20日過ぎの春期講習ではクラスを受け持っていました。これ以上書くと誕生日から個人が特定されるので控えます。が、17歳で14歳の新中3の20人クラスを持ったのが僕の「教える」仕事の原体験です。英語と国語を持ちました。以来、間に中断を挟みながら(本業はあくまでも平日日中のサラリーマンです)、延べ1,000人を超える生徒さんを見てきています。その中でも、今日話すのは英語のことです。

英検3級に必要な語彙数が約2,000、イディオムがその6割の1,200くらいですか。ちなみにその先、準1級が東大東外大上智レベルで9,000語といわれています。ということは中学3年間で1,095日(365*3)、たまには遊ぶだろうから7掛けで760日。1日3語覚えればいい。学習曲線を考えると3日続けて同じことを頭に入れると定着度が違うから、仮に曜日名から覚えるとして、

  • 第N-1日:(予習分)Monday, Tuesday, Wednesday
  • 第N日:(当日分)Monday, Tuesday, Wednesday, (予習分)Thursday, Friday, Saturday
  • 第N+1日:(復習)Monday, Tuesday, Wednesday, (当日分)Thursday, Friday, Saturday, (予習分)Sunday, January, February
  • 第N+2日:(復習)Thursday, Friday, Saturday, (当日分)Sunday, January, February, (予習分)March, April, May

といったように、「当日分3単語」を軸にして、前日覚えた分の復習3単語、翌日覚える分の予習3単語を加えて、1日3語×3倍の9単語を毎日やればいい(上でいえば同じ色フォントどうしが3日続くようにするわけ)。やるとはわら半紙にひたすら書いて声に出して身体に染み込ませること。「月曜日」ってみたらMondayが書けるようにする。これを毎日繰り返す。基本的にはこれだけです。そして飛躍を承知でいえば東大まで5教科6科目これで行けます。

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話を戻して、英語を、学習塾や予備校、家庭教師で「教える」ときには、こと低学年なら「教える必要」はさほどありません。教えるのではなく、やらせる。やらせるという表現が不穏当なら、楽しく覚えてもらう、そのための仕掛けを作る。あるいは、ひとりでは出来ないことを、集団(クラス)や、対面(個人指導)で伝授する。たとえば、発音。会話。ちょっとしたコツ。頻出事項。まあでも、とにかく中1のスタートダッシュで英単語をひたすら詰め込めば、それが大きなアドバンテージになって、腐っても日本の学校教育制度、4月からの授業は楽で楽で仕方がない、状態に十分持っていけますし、これまでもほとんど、そうしてきました。

*

もちろんご家庭の協力も得ます。これも一例ですが、僕はラジオ体操カード方式を採ります。カードを作って印刷して、宿題をやったらお父さんお母さんにハンコをもらう。それを次の授業のときに出させる。言い訳をしたら職員室でその場でご自宅に電話です。初回授業がガイダンス。2回めの授業でこれをやると、「マジかよ…」ってなって全員が震え上がってピリッとする。ついてこられなければよその塾に移ってもらえばいい。GWの頃には、繰り返しますが、5科目の偏差値52、3でも、英語だけは58とか、単語です。とにかく、単語。

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僕らが次の世代に残してあげられるのは、それくらいです。単語なら、詰め込んで、残してあげられる。文法は、(6月くらいまでは)ほとんどやりません。代わりに、基本文型を、これも1日1つ2つでいいからとうまく誘導して、暗唱させる。

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そのようにして、僕が中1の春先で持ちます。たいてい、中1は通年で持つことになる。年度によっては秋に若手に交代する。そして中2は、引き続き同じか、別の若手の先生が持つ。まあ、こういっては何だけれど、彼らは変な味付けをしちゃう。僕がまた中3で持つ。県立上位なら、少なくとも、英語は得点源にできる。

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その代わり、いちど決めたこと、約束したことは何があっても毎日やって親御さんのハンコをもらってくださいね。部活があるなら掌の裏表にマジックで英単語を書けばいい。走りながら見るんです。「右手に書けない」っていうんでしょう? 大丈夫、僕が書いてあげます。顧問の先生に話をつけにいったこともあります。その生徒さんは中1、中3と僕が見たクラスのトップを維持し、陸上でインターハイに出て、津田塾だったかな。「東大はさすがに無理です」なんて笑ってた。いま、研究職に就いて2児の母をしていらっしゃいます。「水泳部はどうするんですか、先生」も、いたなあ。足の甲に書かせました。後にその子(男の子)は、ペットボトルに付箋を貼ってプールサイドに持ち込むようになりました。5つあるうちの下から2番目のクラスに入ってきて、地元の進学校から慶応の経済へ、そしてNTTデータに就職して、いまアメリカにいるはずです。

*

忘れていました。英単語の話ですが、1日3単語(延べ9単語)は、楽(すぎ)でしょう? だったら1日10単語(延べ30単語)にして、中学3年分2,000単語を200日、つまり中1の3月下旬に始めて、10月には覚えきってしまう組み立てもありです。実際、これをより洗練させたメソッドにしている進学校や進学塾は、それこそ山のようにあります。

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