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メンヘラ部長日乗

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職場を変えたら「まず街を」「次に人を」好きに

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職場を変えることはこれまでにも数回ありました。そのときに僕が必ずやってきたことは何か。挨拶、飲む、を含むコミュニケーション、毎日のデスク周りの整理整頓……ではありません。それらはもちろんやります。(やったりやらなかったりする)

もっと本質的なことです。それは職場の周りをとにかく歩き回って「街になじむ」こと。

なぜか。これもまた、僕の弱さに起因しています。

街に嫌われたら、受け入れられなかったら、家を出て行き着くのが嫌になってしまいます。街に好かれたら、受け入れられたら、たとえ職場で(特に初めのうちは)ぎくしゃくしても、前向きに、街に行こうと思うようになります。

そのような目で見ていると、さまざまな職種の人と早朝すれ違うことに気づきます。

早朝5:50の大手町から神田にかけて、新聞配達のバイクにのったお姉さんお兄さん、お豆腐屋さん、青果のダンボールを道端に並べているおじさん、ベトナムから来ているコンビニレジのお兄さん、たまに早朝出勤してくる別フロアの役員さん、ビル清掃のおばさん……実に多様な働く人で、この街は形作られている。僕の勤め先はそうした暮らしに偏在している「もの」に詳しくなって、よりよい「もの」あるいはその原材料を世界中日本中から集めて価値を付け、日本中世界中に送り出すことを本業とします。

総務のおばさん(あえて親しみを込めてそう呼びます)に、あるとき次のようにいわれました。

「世が世なら、私なんてメンヘラ部長さんとはとても話が出来るような身分、立場じゃありません。それなのに、いつも穏やかな表情で話しかけて下さって」

「またまたご冗談を(笑)。僕は田舎の麹屋と造園業の出です。学歴はたまたま。早起きは意志の問題です。誰にだってやろうと思えばできること」

「その意志がねえ、私たちにはやろうと思ってもできない。そもそも、やろうと思わない。そこからして人の作りが違うのよね」

そんなことはないですよ。僕はメンヘラ、コミュ障です(総務の方にもこのことはお伝えしていないので、その部分はことばを飲み込みます)。

ひとつ、実践的なことをお教えしましょう(上から目線)。

職場を変えたら、必ず、総務、庶務、人事の方から攻略してみてください。お菓子をわかりやすく優先的に配るでもいいし、仕事中のお菓子配りに抵抗のある職場なら、朝、あるいは昼休みに「実家からです」とか適当な理由を用意して柿、梨、落花生などを気持ち、ほんのちょっといいお包みにして、必ずその方々のいる現場まで、順番に、歩いて渡しに行くことです。

1回配れば、その日のうちに噂になって、「自分のところには来てくれないのかしら」と噂を聞いた人は思います。翌日、そこを狙いすまして前日とは別の菓子を用意していきます。

これを行うと、ビルの基礎工事のようなもので、新しい職場での自分の足場が、きっとしゃんとするでしょう。

街も、人も、そうして少しずつ、「馴染み」になって、好きになっていくことができます。

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