Just another melancholic director's diary

メンヘラ部長日乗

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SかMかそれは問題である

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「メンヘラさんはM気質ですね」といわれることがあります。その延長で、朝会や全国支店長会議で冷静に詰めや喝入れを行うと「あの人は敵に回してはいけない」といわれることがあります。それら両方の顔を知っている人からは「本当はMなんだけれど何か辛いことがあると厳しくなるから怖い」などともいわれます。

僕自身はどれも正しく、どれも違うと思っています。

20代30代半ばまででは、誰に聞いても疑いのないS気質だったと思います(チームリーディングやマネジメントにおいて)。それがあるときから割と意識してM、ないし受け身のほうがいいらしいとクラスチェンジを図った、というのが実情です。

理由は簡単で、Sあるいは攻め型は、単騎猪突猛進になって効率がよくない。対してMあるいは受け型は、メンバーに突進してもらう、そしてその傷や愚痴を例えば飲み会で受け止める。10人のメンバーに猪突猛進型を揃えれば、僕ひとりが攻めていたときからすると効率10倍です。飲み会で愚痴を聞くくらいわけありません。

ほかにも、理由はあります。

それは、やはり攻め型は社内に敵を作りやすい。「自分が正しい正しい」「自分はこう思うこう思う」が多くては、周囲を聞き役、呼吸を合せる、合いの手を入れさせる役回りにしがちです。なまじ仕事が出来ると余計にそうです。ある一定の期間、3年なり5年なりは、それでも組織は回るし、成果も出るでしょう。

ただ、これは経験から正直にいうのですが、あるとき、実は自分が正しいといいながら、踊らされていた、組織や何者かにいいように走らされていたのではないかという疑念がふつふつと沸いてくるときが来ます。そうして回りを見渡すと、受け型の頭のいいメンバーがいる。ははあん、と思うわけです。組織で長持ちするのは、敵を作らないタイプ、どちらかといえば受け身のタイプと相場も決まっています。

誤解のないようにいえば、自分が得な役回りにつこうとして僕はクラスチェンジを図ったのではありません。いつしか、若い世代にSが育ってきて、ははあん、と放置プレイをしているうちに、自分がMの側に回っただけのことです。いまの立場に関していえば、自然の流れだったと思います。そこには役割分担の一定の合理性を認めてもいました。

そんな僕ですが、いまでもたまに、自分でも刃が鈍っていないか確かめたい衝動に駆られることがあります。ちらっちらっと、刃先を光らせたい。

全国支店長会議でたまに顔を出すのは、そんな僕の一面です。不機嫌なわけでも何でもありません。ベテラン投手が悪戯で投げる変化球に近いかも知れない。不躾で申し訳ございません。

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