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メンヘラ部長日乗

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商社社内恋愛の(役に立ちそうにない)話

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婚活コンサルのひかりんさん(@hikarin22‏)の(特にどれということもなく)ツイートが非常に胸にこたえて(ときに挑発的にも聞こえてきて)直接的に言及しようかなとふと思ったのですがやめます。別に含むところがあるわけではなく、結局、結婚ってわがことに行き着くでしょう? それよりも、僕が見聞した当社あるいは業界の結婚ないし社内恋愛事情について記したほうが有意義かと思った次第です。

商社は大中小どこもぶっちゃけ社内結婚は多いほうだと思います。それは巷よくいわれる総合職(旦那さん候補)/一般職(お嫁さん候補)/顔採用、云々ではなく(それもあるにはありますけれど)、やっぱり、その、人間性の赤裸々な様(さま)を日々の業務の中で出すわけです。性の赤裸々、ではないよ。人となりのことです。ぶつかったり、水面下があったり、それはもう空気呼吸の読み合い探り合い。恋愛、男女関係の話ではなく、商人の基本は「人」ですから、結局のところその人間がビジネスに役立つかどうか、相互利益をもたらすかどうかは、非常に厳しく見つめ合い、探り合う。そういう本能です。特に営業は。

それが午前9時から夕方17時30分ないし接待で22時23時まで、続く。1日24時間のうち6割を「同じ釜の空気を吸う」。年間240日。

もともと、恋愛/結婚スキルが低いことを自覚していらっしゃる方は、ですから商社/商社営業はお勧めです(腹さえ括ることができれば)。

酸いも甘いも表も裏もさらけ出した上でのある種の諦念というのが、われわれの社内結婚には、付きまとう。そしてそれは、まず大方、外すところがない。無理は通りませんし(上司同僚から「やめておけ」とすかさず待ったのかかる世界)、いったん結ばれたら離婚でもしようものなら、そこからの社内人間関係の調整がえらいことになります。「どうして別れるの?」と上司同僚友人その他大勢から尋ねられ、納得させるだけのロジックをひねり出さなければならない。

けれど、きついか、過度に息苦しいかといえば、そうでもない。そもそも、人は己をさらけ出しながら商いをしているわけで、別段、会社生活でも結婚生活でもそれは変わるところはありません。大学で親元を離れて自由を得る。さらけ出さなくて済む暮らしの積りになっている。そこからすると、何という家族主義への逆行かと思わないでもない。けれど、もともと母親の、女系のまなざしの中で見てみないふりを生暖かくいただきながら、われわれ男は大きくなってきた。元のあるべき姿に収まるだけの話です。

社内恋愛、不倫もほぼ筒抜けだと思ってください(学生時代の彼女とのこと、母ちゃんにはばればれだったでしょう?)。そのような名のつく関係に至る以前のアプローチ、目配せ、ちょっとした会話の温度感、飲み会の席取り、云々からして、すべて見られています。またそれが日々の会社生活の中で自然に見抜けないようでは、こと営業という点では疑問符がつく。

さて、僕(バツ1, 44)です。以上のような環境条件ですから「恋愛はもう無理。再婚もない。はっはっは」で煙に巻いたつもりになっています。しかし、僕がだれと何回、ランチに行って、どこで何度何をごちそうしたか、情報が出回っています。僕はなるたけみんなに平等公平になるように接している(そのつもりでした)。特定のだれかに恋愛感情をもつことも、これは本当に、誓って、ない。けれどそのような情報が出回るということは「よくよく気いつけてかからなあかんで。メンヘラ部長は脇が甘いから」。これはあるとき僕にくれた女性上司の言です。至言だと思います。

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