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メンヘラ部長日乗

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商社とは何をするところか (´;ω;`)

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商社とは何をするところか。そこで理系の学部を出た人がどう働くのか。あるいは志望動機や大学/大学院の専攻と実際の業務にどこでどう接点を見出すのか。

別のチャネルで、なかなか興味深い大学生ブロガーさん(まず間違いなく優秀だと思うけれど優秀とはいっていない)から、興味深い質問を勝手に頂戴したつもりになりました。

せっかくの機会なので、「商社とは」「商社にとっての理系とは」「商社にも出来ないこと」の3つの観点から、手短にご説明したいと思います。

商社とは

「総合商社」「専門商社」「古典的商社」「現代商社」の4括りで見るといいと思います。ここではこの4つに共通する商社の本質を(僕なりの理解でということですが)お話しします。

  • 商品を仕入れて販売すること(国内外)。倉庫業や物流も含まれます
  • 「こんな商品ありませんか」と仰るお客様に商品を提案すること(同)
  • 「こんなビジネスをやっているところ知りませんか」と仰るお客様に取引先を紹介(マッチング)すること(同)
  • 商品販売を仕掛けること(企画/共同開発/マーケティング/プロモーション)(これは主に国内でしょう)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%95%86%E7%A4%BE

ウィキペディアに書かれている「貿易」「販売」「物流・保険」「マーケティング・商品企画」の4つは確かにその通りです。ですが本質は経済の3物(ヒト・モノ・カネ)すなわちと人と人、ものともの、商機と商機をつなぐ仕事です(本質から外れるところは分社化される傾向にあると思ってください。ただ昨今ITは別かもしれません。ITが商社ビジネスを大きく変えてきています)。そして単につなぐだけではだめで(自社に利益をもたらすようなつなぎ方をしなければなりません)、そこにはいろんな形の口利き、口利き料、が発生する。

ちなみに、これは悪いことではないんですよ。民法と商法を見たって商人の利率のほうが高い。商人は自然形態が「黙っていても利を生むこと」です。理念上はそういう生き物なんです。もう、ありとあらゆるところに商機がある。そう思えるようになりたいと思えれば商社マンになってもいいと思います。

もっといえば商社というのは商人(個人商店)の寄り合いです。だから勢い営業社員が強くなる。コミュ障/メンヘラでは無理と思うか、僕のように、もうコミュ障/メンヘラの自己開拓は済んだ、文学は(表向き)捨てる、地頭はいいはずだからコミュニケーション能力(何それ)だってきっと高められる。そう思えれば入るがいいです。それと体力。これはあるに越したことはありません。

商社にとっての理系とは

ほしいです。喉から手が出るほど。また必ずご自身を活かす道というのがあります。例えば、ラップ。

https://togetter.com/li/1189418

これ、勝負は結局「物性」です。PVDC / LDPEの特性からどこまでコストを下げられるか。あるいはどこぞの大学の研究室と共同開発して「付加価値の付いた」「それでいて安価な」サランラップを市場に送り出せるか。そこはいくらコミュ強者の集まりとはいえ理系(あえて理系と書きますが)のセンス、知識には敵わない。数学でも、工学でも同じことです。

加えて近年(ここ20年)はITの起爆力にビジネスが多くを負うシーンをしばしば目にしてきています。

などと書くと、いかにも雑駁なようにお感じかも知れません。

けれどそこはそれこそが商社あるいは商社マン。どんな専門知識でも、敏感に反応して、まず社内から、ヒトとヒトを結びつけるセンスは営業にお任せください。

商社にも出来ないこと

しかしその商社にあって本質的な意味で出来ないことが1つある。何だとお思いになりますか。

それは、文学です。あるいは哲学です。和歌です。詩です。人文知です。

私が日々絶えず悲しんでいるのは、そのような理由によります。

しかしそれでも、優秀な大学生/院生諸君、ぜひ、商社にいらしてください。そして入社後もし万一、営業(の発言)が強すぎる、専門知識が得体の知れない圧によってないがしろにされていると危機感を覚えた際には、ぜひ当職メンヘラ部長に訴えてみてください。

飲みだとか、ブラックだとか、そういうのも含めて、当社はだいぶよくなってきたと思います。それに当職には百戦の古傷すなわち戦い方、のらりくらりとした身のかわし方のノウハウというのがございます。

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この話も、また別の角度から機会を改めて記そうと思います。貴重なご質問、ありがとうございました。

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